皐月賞 回顧
日曜日に行われたGI皐月賞の回顧です。
レースとしては、ホープフルSぶりのサートゥルナーリアがヴェロックスをアタマ差で破り優勝。審議になりましたが、到達順通りの確定。
1着のサートゥルナーリアは、ルメール騎手との初コンビ。レースの内容としては、中より外目のゲートから、無難な競馬をして勝った印象。最後の直線では、久々の分なのか、馬の若さなのかで少しモタれてしまいましたが、渾身の競馬をした2.3着をきっちり競り落とす辺りは能力の高さを感じました。
兄弟と違いロードカナロア産駒になり、操縦性はかなり上がった分、爆発力の面では少し劣ってるかなと思いますが、順調に行けばダービーも勝てる器であるのは間違いありません。
2着のヴェロックス。サートゥルナーリアよりも前で競馬し、先に仕掛けた辺り川田騎手
流石の騎乗。審議になった、接触の後も根性で食らいつき、サートゥルナーリアは負けたもののダノンキングリーには先着と、かなりの勝負強さ、ポテンシャルを見せた。次走のダービーでも上手く立ち回れば勝機はあるか。
3着のダノンキングリー。内枠からロスなく進めて、一瞬空いたスペースを逃さず伸びてきた。反応は流石で、あわやと思わせる内容。これはあの位置をとった戸崎騎手の好騎乗ともいえる。この馬を含む上位3頭は割と流れたペースで1.58.1というタイムで走り、4着以下を離して走っているので、かなりのポテンシャルかと。
4着に負けた3人気のアドマイヤマーズは、やはり距離の壁はあったか。ダノンキングリーに前に行かれたこともあり、4コーナから直線では外に出す競馬だったが、やはり上位3頭とは少し差があったように見える。次走得意のマイルに戻り輝きを取り戻せるか。
5着に好走したクラージュゲリエは、ある程度流れたペースの方が向いている。前走の共同通信杯をみると、よーいドンの競馬は向いていない。器用な立ち回りができる辺りはキングカメハメハ産駒らしさでもある。周りに強い馬がいて進路を確保出来たのも良かった点。距離延長も問題ないはず。
以上上位5頭だけではありますが、回顧させて頂きました。
是非参考にしていただけたら嬉しいです。
ALC-HIT HP
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